私たちはきれいな水をつくります人のために、未来のために

地下水の有効利用について

私たちの住んでいる日本には昔からきれいで豊富な地下水があり、その地下水を生活水として利用してきた歴史があります。現在では公共水道の普及により、一般家庭で地下水を利用することは少なくなってきましたが、公共水道のない地域や、多くの水を使う工場や施設では、地下水を有効に利用しています。気象変動により自然災害が多い昨今、依然として多くの水が必要になる企業や事業者にとっては、地下水を有効に利用されています。また、自然災害の多い昨今では、緊急時（断水時）の生活用水や事業用水の確保のために、地下水は有効はとても有効です。私たちはお客様がきれいな地下水を利用し続けられるよう日々お手伝いをさせていただいております。

■ 災害時の断水対策として

災害対策としての地下水の利用は効果絶大です。

●災害時に断水になって困ったのは、飲料水ではありませんでした。

飲料水は生命維持には最も大事です。ペットボトルで水を飲むことが当たり前の時代、まず第一に救援物資として届くのが飲料水です。
しかし、断水になるとすぐには復旧しません。そんな中困るのは、トイレ・お風呂・洗濯・食器洗いです。当たり前にできていた“水を使える生活”が出来なくなります。

●停電になっても、断水になっても、水が使えます。

平成30年の西日本豪雨において、断水になった尾道市の老人福祉施設では 当社が5年前に導入させていただいた地下水飲料水化システムをお使いいただいて、1日35,000リットルの地下水を飲料水にして、断水の影響もなく、入居者やデイサービスのお年寄りのサービスを継続することができました。

また、発電機を置いておけば、停電になっても飲料水も生活水も使うことができます。
（発電機用の燃料の備蓄が必要になります。）

●日常から地下水を使って、経費削減にもなる。W効果！

いつも地下水を使っていれば、水道代は0円です。水をたくさん使う工場や施設では、経費削減効果は抜群です。

■ 地下水飲料水化システムの特徴

●安心・安全で経済的なシステム

地下水飲料水化システムは、地下水や川池の水や海水を水道水の基準以上の水質に分離ろ過し、安全な飲料水をつくり出します。地下水など自然資源の有効利用は、環境負荷を軽減させながら、水道料金の削減効果も得られます。また、災害緊急時に断水になった場合でも安定した水道としてお使いいただけます。以前に比べますと、設備もランニングコストも安価になりました。災害対策として、また即効性のある経費削減としてお役に立ちます。

■ 水がきれいになる仕組み・除去能力

●地下水飲料水化システムのしくみ

病院・介護施設・ホテルデパート・各工場・学校など各施設で安全にお使いいただけます。

●稼働中の介護施設の井戸水と処理前と処理後の水質データ

地下水に含まれる塩分・フッ素・鉄・マンガン・カルシウム・マグネシウム等を除去し、水道水以上のきれいな水になります。

●浄水方式による除去能力の比較

●地下水も基準値以上の水に

逆浸透膜の孔の大きさは0.0001ミクロンという超微細なため、水の分子だけを透過させ不純物を通さない仕組みになっています。また、分離された不純物はそのまま排水として器外に排出され、細菌類が繁殖する危険性もないため逆浸透幕は安全に使用していただけます。

■ 費用の比較・コストメリット

●地下水飲料水化システムの導入にかかる諸経費

●上水道料金の削減例

■ 地下水を利用するメリットとデメリット

《メリット》

• 1.公共水道を地下水に切り替える事により、水道代を節約できます。
• 2.断水になってもいつも通りの水道を確保できます。

《デメリット》

• 1.水質や使用水量によっては、受水槽や浄水装置が必要になります。
• 2.水質によっては、消耗品の交換や定期点検等のランニングコストが別途発生します。

■ SSTの設備の特徴

• ●設備工事費や維持費用（ランニングコスト）が安い
• ●地域に密着したフォロー態勢がモットーです
• ●関連設備会社との連携により、スムーズな対応が可能です

■ その他の地下水活用方法

• ●軟水器による除鉄・除マンガン装置（イオン交換）
• ●脱ガス装置、酸アルカリ調整装置
• ●膜ろ過装置による精密ろ過・海水淡水化（逆浸透膜ろ過）等
• ●ボイラー・ヒートポンプ他

■ 資格・人員

• ●給水工事主任技術者　1名
• ●2級管工事施工管理技士 1名
• ●危険物取扱者（乙4）　1名